祝日ながらオットたんは仕事だったので、オットたんの出勤にあわせて私と少年も家を出て、浪速の義母たんのお見舞いに行くことにしました。
それだけでは少年にとってお楽しみが少ないので、7年ぶりにキッズプラザに出かけてみることにしました。
古いiphoneを、デジカメ端末として与えてみました。早速面白い画像をいろいろ撮ってくれています。
フンデルトヴァッサー建築の「こどもの街」は、凹凸や螺旋階段、はしごやスキマが至るところにあり、ちびっこにとってはとても魅力的な場所です。少年が一度だけ「迷子の呼び出し」を経験したのも、7年前のこの場所でした。今は、もう言葉でコミュニケーションを取ることもできるし、私もついていくことができるのですが、それでも彼の姿を何度も見失いかけました。
車いすで街の移動を体験できるバリアゾーン。
ふと「探偵!ナイトスクープ」の名作回のひとつ「素晴らしき車椅子の旅」を思い出しました。
もし、少年が車椅子が必要な子だったら、私はどれだけあれやこれや手を回すだろうなぁ、と思いました。
幸い、いまは健康でハンディキャップのない少年ですが、人生のどんな機会に、事故や事件に巻き込まれてハンディキャップを負うかはわからないし、そうでなくても、誰でも高齢になれば不自由もあるもので。
元気な我が子に、そういったことを話して理解させるというのは難しいことです。
でも、楽しみながらこういう体験をしたことで、彼の中に「社会的想像力」の種が蒔かれていることと願っています。
まさに「百聞は一見にしかず」。
わたしもだいぶ体力が回復してきたとはいえ、久しぶりに公共交通機関で浪速の街を移動したので、ぐったり疲れました。古都も観光客が多いので、人混みもそれなりにあるのですが…浪速の人混みは、それはそれでまた全然違うもののように感じます。
浪速っぽいなぁ、と思うものもたくさん目に入ります。
「扇町公園はこっちやで」
地下鉄の扉がヒョウ柄。
飴ちゃんも進化してるのか。
いやー、電車で小一時間ほどですが、異世界感が強かった…。
毎日のようにこんな小旅行を通勤してくれるオットたんに、あらためて感謝の念がわきました。
家ではもっと優しくしてあげよう。
電車で、「いかにも結婚式帰り」な人たちをたくさん見かけました。
そういえば私も結婚記念日です。
15年前の今日、私たちの結婚式に出席して下さった方、お祝いを寄せて下さった方にあらためてお礼申し上げます。
思い描いていた40歳であるかどうかを振り返ると、願いが叶ったこともあれば、想定外だったこともあり。
この状態を、幸せと思うか不幸と思うかは私次第なのよねぇ。
幸せを探すことで、幸せになれるんだろうな。
良いこと探しの人生航路は続いていくのです。
- 2018.05.04 Friday
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- 19:13
- comments(1)
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- by i子
いわれて慌てて,ネタ考えて,思いつかずに六甲山上って,もがき苦しみながら赤毛のアンからスピーチネタ搾り出したのがそんな昔か!
まあ,おいらも今年で13年になるからなあ.
早いもんだね.
子どもが大きくなるのも.
時間が過ぎるのも.
自分が齢をとるのも.
いや,さいきん,ほんとうにいろいろあって,さ.ちょっと弱気になってる.