希望しかない

 今日はちびの卒園式でした。

 ちびが主役、とはいえ、それなりに私の身なりも整えねばならず、ついでに整えるからには記念写真でも撮ろうということになり、朝6時起きで着物を着て、早朝料金を払って写真館へ…。んでもって、卒園会&謝恩会→市内関係各所へ挨拶回り…という、ヘタしたらこれは自分の結婚式以来の大回転なんちゃう?という一日でした。

 古都に戻った2011年、1歳児の保育園にはどこも門前払いだった私とちびは、ベビークラスのあるこの園にたどりついて、以来ここまでお世話になりました。

 その時以来ご一緒のご家族もたくさんおられて、どの子も赤ちゃんだったのが、ここまでいろんなことができるようになって…と感慨深いものがあります。号泣レベルのおかーさんもたくさんおられたなぁ。(意外に私はこういうとき冷静で人前で泣くこたぁない)。
 親密なご家族だと、さまざまにプライベートな話を伺うことも多く、社会の縮図を感じることもありました。子どもがいなくても、社会現象として知ることではあったでしょうけれど、ここまで深く身近なこととして考えられるには及ばなかっただろうな。ちびが5年で成長したように、オットたんと私も、一人の大人として学ぶことがたくさんありました。

 赤ちゃんとして名もなく生まれたちびが、だんだん1人でできることが増えてきました。

 これからは私達の支えを振り切って1人で生きていけるようになって、誰かと生きていけるように、誰かのために生きていけるようになっていく段階にさしかかるのでしょう。振り子のように揺れるであろう彼の成長を、これからも受け止めていくことができますように。

 成長するちびに寄り添う私達は、これから身体能力をすこしずつ失って、かつて1人では何もできなかったように弱くなっていくのだろうなと思います。

 でもね

 年を重ねて若さを失うかわりに、増えていくもの、なーんだ?

 と子どものように探す気持ちは持ち続けたいなと思いますし、死も希望であると信じているからには、先には希望しかないのです。

 フックブックローのように淡々と「物語はつづいてく」日々ではありますが、そんな日々にさしこまれたきれいな栞のように、今日の式典が与えられていたことに感謝します。

 …と、こんな感動的な一日を過ごした翌日はゆっくり休みたいものですが、無粋に休日出勤です。
 

 
 

Posted by i子 at 22:30 | 日々のこと | comments(0)

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