選択肢


 ちび太郎の就学準備でばたばたしています。
 私の出身小学校に進むことになりましたが、何せ30年ぶりのことで、勝手がわかりません。

 そして今さらながらに驚くのが、男児向け文具の選択肢の少なさ。
 文具店や雑貨店で、女児向けの文具が様々な選択肢であるのにくらべて…売り場面積が段違いに狭い!
 無地かスポーツブランドか、あとはちょっと、低学年向けに申し訳程度にいくつかあるくらい。

 その中で、彼に選ばせたところ、それなりに好きなコンテンツであるトイ・ストーリーの筆箱を選んでいましたが、元女児だった私としては、肩すかしというか、「筆箱ひとつ選ぶのに30分くらい悩む」みたいな時期が男児にはたぶんないんだろーな、と安堵するやら拍子抜けするやら…。

 ま、気楽でいいや、と思うことにしなきゃね。

 ついで、必要なのが、給食袋や体操服袋。
 こんなのも、既製品を買えば良いとは思うのです。理屈ではね。

 でも、ついつい、自分が手芸が好きで、ちび太郎の心のどこかに「ははが作ってくれた」という記憶をとどめておいてほしくて、自作するという茨の道を選びました。

 かーちゃんの作る物を食べてくれる期間はまあまあ長いと思うのですが、かーちゃんの縫ってくれた物を使ってくれる期間なんて、たぶんもうほとんどないと思うから、最後のチャンスという気もするので…しんどいけど、頑張るよ…。

 ちびは「筆箱がトイ・ストーリーだから、布も、そうしたい」と言っていました。
 でも、最近は手芸店も近隣からめっきり減ったし、街中の大型ショッピングモールに出かける体力はないし(出向いても出会えなかったときのガッカリ感を想像するに、億劫になります)。

 こういうとき、ネットショップの手芸店で、「トイ・ストーリー 生地」とか検索して買うと、効率よく買えることは重々承知しているのですが、

 やっぱり、ちびの満足度第一に考えたい…。
 検索して買えば簡単、という現場を、まだ彼に気づかせたくない…。自分で選んだものを組み合わせて、オリジナル作品を作る途中経過を見せてやりたい…。
 兄弟姉妹が多いと、ここまで手をかけてはやれないでしょうから、せめて一人っ子の特権を味わわせてあげたいのです。

 ダメ元で、近隣の手芸店に、トイ・ストーリーの生地を探しにでかけました。

 で、やっぱり、案の定なかった。

 でも、そのかわりに「おかーさん!ショーンの布があるよ!すごい!!こんなのがあるんだね!!ショーンで作って!ショーン!ショーン!ショーン!!」という彼なりの出会いがあったので、まあ、災い転じてなんとやら。ご機嫌でした。

 
 ちび太郎は、工作が好きで好きで、寝ても覚めても、図書館に行っても書店に行っても、工作の本ばかり読んでいます。
 そんな彼にとって、手芸店やホームセンターのDIYコーナーというのは、たぶんここで住みたいと思ってるんじゃないかなと思うほどに楽しいモノが溢れている場所です。
 
 私の好きなことで、彼の楽しみも増えるなら、こんなに幸せなことはないなと感じます。
 
 ちなみに。
 裏地とか切り替え用の布とかも彼に選ばせ、糸やひも、ネームタグなんかも色を合わせて購入すると、これだけでしめて4000円ちょっと。

 雑貨や衣料品がとことん安くなっているデフレに慣れてしまうと、既製品がどんなに安いのかが身に染みてわかります。
 材料費にこれだけ費用をかけたうえ、かーちゃんの人件費とか工賃はサービス残業という完全オーダーメイドなんだぞ。頼むから、振り回したり引きずったりせずに大事に使ってよ…。

Posted by i子 at 12:32 | - | comments(0)

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