いま、お友達であるNM夫妻が夢のお城を建築中で、日に日に建っていく様子が面白くて、毎日のように建築現場の前を行き来しているわたくしです。(不審者…)。

 昨年、古都の我が家を建て替えたときには、計画から、建築、近隣との折衝、市役所とのバトル(笑)、棟上げ、ローンの決定、諸手続、母の仮住まいからの引越、入居まで、何もかもの指示を、私はイカ街からリモートコントロールせざるをえませんでした。忙しい中をぬって、トラブル応対のたびには可能な限り古都に飛びましたけれど、(我ながらよくやったなあ、と自分で自分を褒めてあげたい…)NM夫妻のおうちの建築現場を見るに、あー、私も、もっと自分の家の建築現場に関わりたかったなあ、ってしみじみ思います。

 建った家は確かに私たちの望み通りに建ち満足ですし、メーカーさんも現場の方達も、本当によくしてくださいました。カワイイカワイイ我が家です。でも、一抹の寂しさは一生残るような気がします。

 それは、多分、遠洋漁業なんかで航海に出ていた旦那さんが、陸に戻ったら自分の子どもが産まれていた、みたいな感じに近いと思う。カワイイし、感慨深いし、大事な大事な子どもなんだけど、この子がここまで大きくなるのを見たかった、私ももっと関わってあげたかった、みたいな。

 日本のコトワザだけではなく、世界で結構言われているらしいことわざに「家は三回建ててやっと満足がいく」という内容のものがありますが、私たちはどうかな。生きている間に、もうあと2回もそんなチャンスはあるのかしら。きっと無いだろうなあ。あるとして、リフォームくらいかな。

 NM夫妻の夢のお城の完成を毎日楽しみに見学して、自分の家作りの時に果たせなかった夢を追体験させてもらおうっと楽しい

 粉飾決算が明るみに出た住宅メーカーについて。そのグループでの家づくりを一時期検討していたこともあるので、その時に感じたことを覚え書きしておきます。

 もし、そのグループに好感を抱いて、すでに契約されていたり、住まれていたり、またあるいは応援されている方であれば、もしかするとがっかりされる内容かもしれないので、その点お含みいただいて、お読みいただける方のみ、下をクリックしてお読み下さいませ。

 占いは信じない方だし、過度にスピリチュアリティに傾倒している人の話も、正直苦手。でも、他人さまにご迷惑をおかけしない程度に、自分ジンクスとして秘めている「験担ぎ」はあって、私にとってそれが「月の満ち欠け」です。

 6年ほど前だったか?まだ私がお江戸にいた頃に、友人に同行して、さる風水の先生に見て頂いたところ、私のラッキーアイテムが、月の満ち欠けを表すような、たとえば卓上 月のカレンダー B6 月ごよみムーンカレンダーだとか月暦手帳 B6 月のこよみ2月齢手帖クツワ「クラシック地球儀/月球儀付(GL265W)」月球儀だとか、ということを伺ったので、それ以来、ちょっと気にしている、という次第。(ちなみに、3年前に入籍した折も新月の日を選びました。)

 最近は月齢や月の満ち欠けに女性の体のリズムが反応している…なんていう話がちょっとした流行(?)でもあるようで、そのような関連商品や書籍も増え、嬉しく思っているところです。

 で、唐突に何故こんな話を持ち出したかというと。

 自分の、このブログに設置している月齢スクリプトを眺めていて「あ、明日は新月だ〜」と気づき、やにわに、おおっ!と感動したのです。「明日、母の新居への引越と、新月が重なっているなんて、なんてラッキー!」って。

 自分の心の中だけの験担ぎのつもりでしたし、引越の期日を、新月にわざわざ合わせたわけではないのですが…なんか嬉しい月

 ほんと、着工から、明日の完成まで、長い長い時間のように感じていました。途中にトラブルも多々ありたらーっほんとに建つのかな?としんどい思いもしましたが…。明日、ようやく、まずは母だけではありますが、入居できる運びとなりました。関わって下さった、多くの人びとや、ご迷惑をお許し下さった近隣の皆様に、心から感謝します。

 願わくば、新たに満ちゆく月の力にあやかって、母が楽しく新生活をスタートできますように。これから始まる、新しい家での生活において、嬉しいこと、悲しいこと、さまざまな思い出を重ねて、家族それぞれが良い人生にしていくことができますように祈りますラブ
 



 今朝のD新聞より。
「オール電化 灯油高で急増」とのこと。「オール電化は電気代が高くつく」という消費者イメージを一変させたのが原油価格の高騰だ。(中略)体力のあるH電力はコスト削減などで、昨年4月、今年7月の二回、逆に料金を下げた。この結果、H電力の試算では、オール電化住宅の光熱費は、一戸建て4LDK(4人家族)で、灯油セントラル給湯暖房機とガス厨房とを用いた場合よりも、年3万4000〜7000円程度安くなった。」とのことですが。

 これって、「体力のあるH電力」のおかげではあるのですが、本来、電気だって火力発電がメインである以上、原油高の影響は受けるわけで、将来的にホンマに大丈夫か?と感じます。まあ、この原油高だって永遠に続くわけではないという戦略に基づいての値下げ(→で、その結果オール電化住宅が増えているんなら勝ちだわね)でしょうけど、その前提に基づくのならば、じゃあオール電化にしなくてもガマンは一時では…、ということも考えられるし。

 家づくりや家の購入をお考えの方で、やはり主婦であれば気になるのが、メインのランニングコストを大きく左右する、エネルギーの問題にぶちあたると思います。私も、オール電化に憧れつつ、検討の結果、やっぱり都市ガス会社による家庭用熱電併給(コージェネレーションシステム「エコウィル」)を選択しました。オール電化だと、床暖房やお風呂の給湯のパワーに不安があり、その不安が最後までぬぐいきれなかったのです。また、製菓、製パンが好きなので、将来的にガスオーブンを使いたく、オール電化にしてしまうと、わざわざそのためだけにプロパンを用意しなくちゃなんですよね。そんなこんな、さまざまな事情で、やはり熱源を一つにしてしまうのは何かとリスキーだなあ、とも思いました。余談ながら「エコウィル」、その後、無事、補助金が下りました。よかったよかった。

 しかし、最近明らかになったパロマの事故のように、ガス機器による事故は最悪のケースとしても、真夏、地獄のように暑い古都の家の台所では、火を使うガスコンロよりも、効率よく熱を伝導させるIHクッキングヒーターの方がもしかしてよかっただろうか?などなどと逡巡したり…(完成してから悩んでも無駄ではありますが)。
 
「高齢者や集合住宅に的を絞ったH電力の猛烈な営業攻勢に悩まされている」(プロパンガス業界)、「灯油が導入されるはずだったマンションで、着工直前にオール電化へ切り替わる例が増えている」(業界関係者)などなどの記事も見え隠れします。営業さんに押し切られるのではなく、オール電化にしても、ガスのコージェネにしても、両者一長一短あるものですから、皆様何とぞ、時間を取ってしっかりお考え下さい。

 この春に新居が半分(=私たち世帯)が完成し、母世帯の工事も、一時は横やりが入るもののナントカ再開。順調にいけば9月までにグランドオープンできそうです。

 今度の週末には、北の大地の真ん中らへん、動物園で有名な街に、家具を選ぶに行く予定です。家具といっても本当に最低限。新居の記念に、ダイニングテーブルのセットだけを選ぼうと思い、お友達の奥様がお勤めのF社さんからは見学会のご招待状を発行して頂いたり、O社さん、K社さんなどなど、いろいろカタログは拝見していたのですが、先日古都市に帰省した折り、「私が候補の一つに考えている」C社さんに母を連れて行ったところ、母がその会社のある椅子に惚れこんでしまいました(母はなんでも決断が早い…)。この椅子を中心にダイニングセットを組むことになってしまいました。両世帯で椅子を揃えたら、お客様の数の増減に柔軟に対応できる、というごもっともな意見は覆しがたく、まあ、ちょうど、C社、動物園市に本社もあることですし、それでは本社でゆっくりオットとも検討して…という運びになった次第。

 また、その一方で、こまごましたものはセシール、ディノス、千趣会などのカタログを見て、あら便利、だなんてチェックを入れています。(しかし何か特定の用途にのみ便利すぎるモノって、かえって不便な道具だったりもするので、そのへんの見極めも大事)

 新生活が始まる前って本当に通販カタログって便利で、日付指定で新居に送ることもできるので、つい、あれもこれもと思ってしまうのですが、買ってからやっぱりいらなかった…と思った経験もなきにしもあらずしょんぼり 何事も先を読みすぎるきらいのある私の、悪いトコです。

 なので、今回の新居への道具選びも、慎重を期して、本当にすぐに必要なもの以外はあとで考えることにして、できるだけ今は買わない、という気持ちでいます。でも、カタログってほんと楽しい。ホームセンターで買う方がきっと手早くて安いでしょうに、カタログにきれいな写真でのっていると、すごくそそられちゃうのですよ!!なんでやろ!!

 あとは、もう若者のひとり暮らしとちゃうんですから、無印良品ものは避けようと無意識に考えていたのですが、久々に先日無印に行ってみると、やっぱりエエもんはエエですな…。上質でシンプルな定番のリネン類だとか、寝具だとか、シンプルな見た目の家電とか…。「全部無印〜」、みたいな揃え方はもう気恥ずかしいけど、ところどころに使うにはイイ。もう、生活にはもう欠かせない存在になってしまったのかもしれません。
 無印良品のデビューは1980年。私だって、もう、はじめて無印モノに出会ったのはいつだろう?って思い出せないほどです。ティーンの頃にはもうすっかり無印大好き、1本の色ペンでもわざわざ無印に買いに走るように育ってしまいましたから、そんな私くらいの子がぼちぼちと家を建てたりする世代になりつつあるわけで、そうなったら無印も必然的にそういった品揃えになってくるのでしょうね。最近だと、無印プロデュースの家、なんてのもあるみたいですしね。

 今日は朝からバーベキューのご用意やら何やらでバタバタでした。相変わらず風邪薬は服用しているので、なんだかろれつがハラホロヒレだし。あ、夕方に、代車を渡してもらえました。代車はデミオくんです。夜は疲れ切ったので、オットにお寿司をおごってもらいました。ゴチービール


 

 住宅ローンの償還予定表がやってきました。いよいよ始まるな〜、という感じ豚 新居に入ってウフフな時期なら、この「始まるな」感も決して理不尽なモノではないのでしょうけれど、我が家の場合、いつ住み始めることができるかわからないという大バクチなので、ドキドキします。「救心」が必要だ…。

 さて、その償還予定表(つまりは借金の返済計画ですな)を見て、最後はいつだろう、とページをめくると、そこには…

平成53年5月13日


 なんていう、これまで見たこともないような暦が書いてあって、くらくら来ました唖然

 平成53年!びっくり

 消費税が導入されたり、ベルリンの壁が崩壊したりした平成元年から、今年で18年がたったわけだけど、そこからさらに35年の年月が過ぎたら、そうか、平成53年になるのか…、って。
 二桁の算数の足し算ができたら当たり前な話ではあるんですが、ようやくにしてこれが遠大な計画に思え、しばし目の焦点がぼやけました。

 また、18と53という数字に、なにか見覚えがあるなあ、と思ったら、昭和18年生まれの私の母親が、35歳で私を出産した年が昭和53年だったんだ…ということにも気づきました。そうか、35年って、それだけ大きな年数だったんだ…。

 ちなみに、歴史的に見たところ、昭和18年というと、山本五十六が戦死、ムッソリーニが失脚、東京府と東京市が統合して東京都誕生、という年。昭和53年というと、池袋のサンシャイン60が開業、成田空港開業、大平内閣発足。すごいよ!これだけの年月なんですよ!!なんか、「映像の世紀」がダイジェストで走馬燈のように流れますよ!

 流れ星を見かけたら、「早期返済実現、早期返済実現、早期返済実現!」と願いをこめることにします。これをお読みの皆様も、願わくばご一緒にご唱和願います!さあ、皆さんご一緒に!「早期返済実現、早期返済実現、早期返済実現!!」

 それにしても、「家を買う」ということを経験してみて、学んだことって本当にたくさんあります。たとえば、35年ローンにしたら、確かに本当に月々の返済額って今の家賃と同じくらいで済むんだなあ、とか、だけど、諸経費とか法定費用とか、思いがけないまとまった出費が増えるなあ、とか、情報としては知っていたことであっても、本当に実感するんですよね(笑←遅すぎ?)。


「結婚する」(「結婚式」にまつわるさまざまな儀式をする)ときにも思ったことだけど、若かったときには「そんなこと無駄ばっか、省けばええやん、事実婚でもええやん」と思っていたことが、経験させてもらえることによって多くを学ぶ、ってあるものですね。

 森永卓郎とか、家を買うな!みたいな主張も時折見かけるけど、あながち単純に損得だけで割り切れることでもないと思う。(確かに都心部だったら、家を持たない生き方というのもアリかなとは思うけど…。地方都市だと、家を持つということは、一時期は負債になっても、長期的に見て資産にもなるということがまだまだ言えると思うし!何より、生活への満足度が高まるし。)

 さて、ホントの本気で繰り上げ返済、頑張ろう!グー

 今日は住宅ローンの実行日。

 28年生きてきて、一番大きな額のお金を動かしました…パクッ
 あー、どきどきしたー。

 最近はなんだかんだと本人確認についてうるさいので、委任状を書く手間も、オットに同行してもらう手間もさして変わらないかなと思い、オットの仕事の空き時間に、車でお迎えに行って、一緒に銀行に行きました。

 我が家の口座のあるH銀行G支店の真横には、D銀行が並んでいます。なんと駐車場は共用。

 普段、オットは滅多に銀行に行くことはないので、駐車場に、私が車を停めながら「先にH銀行に行って、2Fに行っておいてくれる?D銀行じゃなくて、H銀行だよ〜」と言って、オットは「うん、わかった」と、銀行の方に向かいました。

 遅れて、私も、H銀行の2Fに向かいました。

 が、

 当然いるはずと思っていたオットがいない!冷や汗

 しかも、オットに、私のバッグも携帯電話も持っていってもらっていたんだった!連絡がつけられない!

 銀行の2Fで、急に挙動不審になった主婦(しかも手には荷物すら持たず、怪しい身なり)に、窓口の人が一同こわばるのを感じつつ、何も言わなければもっと事態が悪くなる!と思い、咄嗟に窓口の人に

「…あの〜、ここに男性が一人来ませんでしたか?割と大きめの」

 という、これまた、ハラホロヒレな発言をする私。

 あわわ、わたわた、とする私の状況も、ぼちぼちと銀行の人に伝わったらしく(何より、顔見知りの行員さんがその場にいてくれたのが助かった…)、しばらく待合いでお待ち下さいませ、と落ち着かせてもらいました。

 …そうこうするうちに、数分遅れて、オット登場。


「あ、ごめんごめん、D銀行と間違えて、あっち行っててん」


 って!!!


 ばかばかばかばかン(ポカスカ)

 もう、どうしてこうも、人の話を聞かない人なのか…。



 そんなこんなのすったもんだ、銀行が閉まる1分前くらいから出金処理にかかることができました。ぎりぎりだった。作業が終わった頃には、すっかり銀行にシャッターが降りていました。

 オット、すっかり今日のことでは所在なげになっていて

「いいよ、今日のこのことは、君のブログで書いてくれても…」と自己申告していたので、お申し出通り、書かせてもらうことにしました。やれやれしょんぼり

 古都市で建てている家の全体の完成が、若干遅れ、6月いっぱいかかりそうとのこと。そんなこんなで、母の現在の仮住まいから、新築の家への引越を、7月半ばの三連休にしよう、ということに決まりました。

 いや、決まるのはいいんですけど。

 私が行くんですよ悲しい

 オットは忙しい時期なので、私一人で行って、片づけやら力仕事やらをして(母は目と足が悪いので)、8月半ばにあらためて2人で帰って、ちゃんと親戚やお友達などにお披露目をしよう…という段取り。

 引越は楽しみなことながら、時期的なことがものすごく憂鬱…。

 だって、飛行機の予約を終えてから気づいたのですが、その時期ってまさに古都の三大祭りのうちの一つのクライマックスあたりにぶち当たるではありませんか。

 そりゃ我が家周辺は、鉾町ではありませんから、さして何かが忙しいわけではないのですが、なんか周りが浮き足立って、浴衣着たおねーちゃんがデートなんかにいそしんでたりするのを横目に、わたしゃジャージで引越ですかい…、という点がまず脱力。

 そして、この祭りの時期が、一年で一番暑い時期だという例年の経験。

 寒い引越も辛いけど、暑い引越は、ヘタしたら脱水する。
 気を付けないと…。

 まあ、待ちに待った完成ですから、そういう憂鬱な気持ちをあまり出しては贅沢というものなんですが。

 なんかマリッジブルーとか、マタニティブルーに似た心境…ムニョムニョ まあ、しかし、イマドキは旅割があって安いですねえ。マイルが貯まってるから行使したかったのですが、その時期の関西便のマイル席はすべてもう埋まってましたよびっくり 株主優待券もまだ届かないから、使えるかどうかわからないし、旅割を使うことにしました。8月に二人で帰るための予約は、早めにしとかなきゃね…。

 さて、そんなこんなで気分が浮き沈みしていた今日この頃なのですが、昨日、MacBookが発表となりました。このところのMacのラインナップの中では、久々になかなか魅力的な商品です。iBookの5倍の速さ、ってのがどこまでホンマかいな、というのはマユツバですが、iBookの20%の薄さ、というのは一目瞭然のことでうからね。個人的には、内蔵iSightてのも、ちょっと魅力だったり。
 そしてなんといっても、久々の黒いラップトップだという点。これ、黒iPodユーザにはたまらん刺激になるのではないでしょうかてれちゃう

 3年使ったG5は、シングルプロセッサとはいえやっぱりG5なので、処理速度やなんやかやには全然不安はないのですが、最近ちょっと動作が挙動不審で怖い思いをしています。オットのPowerBookも、先日、HDトラブルでわたわたしていたのを横目で見ていましたからね〜。システム入れ換えついでにTigerにしてみましたが(Mailが随分快適になってびっくりしたので、これを機にEudoraからMailに完全移行しました)、それでもどことなく不安定…。

 住宅ローンもいよいよ始まってしまいますが、MacBook、ちょっといいな、とか思ってみたりするmac あ、これって、もしかして、世の中で「現実逃避」って言われてる心理状態かな!

 

 これで最終ッ!と思って出したローンの書類に、さらなる不備が指摘されて、また書き直し。

 もう、どこまで続く、このダメ出し生活。はあ。オットに比べるとまだ書類は苦手な方ではないと自己評価してきたけど、ここまで来ると私も投げ出したくなります。でも、これが人生で最も難しい書類の一つ、と思って、もう一踏ん張り、頑張りましょうかね。

 それにしても、私20代、オット30代、で、(二世帯とはいえ)、家を建てた、と言うと、時折「お若いのにエライわ」とか「若い間に1軒目を建てたら、二軒目、三軒目が建てやすくなるわよ」とか、言って頂くことがあるのですが、1軒ですらこんなにヘトヘトなのに、どうしてそんなに家をたくさん建てられるんだ!?と、目を回しそうになります。まして、自営業者でも資産家でもなく、ごく普通のサラリーマン家庭なのに。

 しかし、5年前にはまさか5年後の自分が家を建てているなんて思いもしなかったから(夢は見ていたけど)、それと同じように、10年後とか20年後には、また状況が変わっていたりもするのかなあ。年配の人が生きてきた高度経済成長の時代と今とは、時代がちがう、とは思ってはいるんだけど、年配の人が言うだけに、人間ってそうなるのかな?という気もする。

 そう言えば、知り合いのおじさんに「今回の、家の新築は、私たち夫婦の一世一代のバクチのつもりなんですよ、あっはっは」と言うと、おじさん即答→「いやいや、まだまだバクチは張らなあかんときが来ますよってに、奥さんこれからが勝負でっせ」。

 はー。そうか〜。まだまだバクチがあるのか…。もう、怖いなあ。人生…。

 

 葛根湯でしのいでいた寒気ですが、売薬の風邪薬を服用したところ一気に快復。風邪薬ってすごいな楽しい

 さて、新居のインテリア選びが難航しています。
 といっても、買うべきものはダイニングセットとベッドだけなのですが、床材やら柱やらを拘って濃い色にしてしまったために、いま手持ちの家具では色が浮いてしまうのです。

 こういうときにはアレですよ、関西人カップルが婚礼家具を揃える定番!憧れの南港大塚家具ですよ!!とか思い至ってはいるのですが、遠いですしね。とほほ。結婚時にかなわなかった夢を今ここで叶えたい!と思えども過去は過去…。あああ。

 そんなこんなで、カタログ通販やインテリア雑誌を見て、あーでもないこーでもないと考えています。でもだいたい「あ、ちょっといいな」と思うとすごくお高い。こうもお高いと、実際に見て、触ってみないことには、購入の決断がつかない。

 やっぱりカタログ通販で家具選びを楽しめるのは、ひとり暮らしの賃貸インテリアまでだなあ…と思う、今日この頃です。

 焦ってヘンなの買うのもいやだし、やっぱりここは、2人で帰省してちゃんと大塚家具とか家具屋筋に行くべしかなあ。

 ちなみに、家具の思い出というとどうしても、私が結婚するときに母親が桐だんすに拘ったことを思い出します。
 京都人の定番として、どーしてもどーしてもどーしても、母は私に、着物を詰めた桐だんすを持たせたかったのでしょう。
 しかし、結婚して住む予定だったのは築30年近い官舎でしたから、私は「絶対家のどこにもおけないから!!かえって邪魔だから!!」と有難く辞退。なにせ本当の桐だんすって、余裕で車が買えてしまう価格ですからねー。

 私がそれだけ固辞しても母親はぐずぐずと寝言でまで「桐だんす…」と呟いており、しぶしぶ一緒に見に行くだけ見に行きました。でも官舎のサイズを私が家具やさんに伝え、家具やさんから「ソラ奥さん、ムリでっせ、入りまへんわ」と言ってもらえたため、ようやく母が納得した…という経緯がありました。

 新居になら、あの桐だんすが入る。いま、私に桐だんすを買って下さい、母よ。ついでに着物もつけてくれ。

 …と言っても時はすでに遅し。あーあ。タイミングわるぅ。


Calendar

S M T W T F S
     12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930
31      
<< March 2024 >>

ひびのつぶやき

Archive

Selected Entry

Comment

Link

Profile

Search

Other

Powered

無料ブログ作成サービス JUGEM